なぜ最初の一文をロックすべきか
未来の自分への、書き換え不能の覚え書き。過去の改稿はお断り。
決定を後から直すのは安い。予定は埋まり、言い訳が届き、当初の一文——まだ本気で書いたあの一文——は、静かに柔らかい版へ差し替わる。それは注記ではない。消失術である。
Nixon は個人向けの生産性アプリです。約束と決断のための、書き換え不能の日誌。私的なノートを開き、すると言ったことを書き、最初の一文をロックします。後から日付付きの注記は足せます。原文は編集できません。削除もできません。インクは、わざと乾いています。
すべてを許す日記ではありません。小さな台帳です。記す、ロックする、注記する。それが製品のすべてです。名前は短いプロダクト語で、英語の nix on going back——つまり「後戻りはなし」——に由来します。ブランド物語でも宣言でもありません。自分で選ぶ制約です。
ノートの開き方
メールアドレスとパスフレーズでノートを識別します。同じ組み合わせなら、いつも同じ日誌が開きます。マジックリンクもパスワード再設定もありません。組み合わせを忘れれば、そのノートは再開できません。保存するのはメールとパスフレーズのハッシュだけであり、パスフレーズそのものは保存しません。日誌を作るフォームは、再開するフォームと同じです。見知らぬ人でも、今日、一文を書けます。
通常の意味でのアカウント登録はありません。確認メールも、公開プロフィールも、フィードもありません。ノートがあなたのものなのは、再開できるからです。それで十分です。
最初の一文をロックする
条目を書くとき、あなたは下した判断、あるいは交わした約束を、自分の言葉で残しています。日付と経緯が必要なら、その行に書いてください。保存した原文は変えられません。ソフトは編集ボタンを出しません。削除ボタンも出しません。欠けた機能ではなく、それが製品です。
最初の一文が記録です。ロックしたあと、誠実な手は、それを立たせておくことだけです。人は約束の初稿では、たいてい嘘をつきません。嘘をつくのは第二稿、初稿が不便になったときです。Nixon は第二稿を取り除きます。
自分と交渉しているときに、これは役立ちます。一週間が過ぎ、実際に何と言ったかを思い出したくて、言いやすかったはずの言葉ではなく原文が欲しいときに、役立ちます。法廷ではありません。編集を拒む、私的な一頁です。
注記のみ
状況が変わったら、日付付きの注記を足してください。期限を逃したら、注記にそう書いてください。仕事を終えたら、注記にそう書いてください。原文は書いたときのままです。注記は許されます。上書きによる化粧は許されません。
これがメモファイルと日誌の違いです。メモファイルは黙って書き換えられます。紙は濃いペンで上書きできます。Nixon は最初の一文を残し、後の文を日付順に隣へ置きます。
ここには評価も、他人のノートの数も、推薦の声もありません。それは別の製品です。これは錠と余白です。
日誌を開く
最初の一文が残る場所が欲しいなら、ノートを開いてください。判断を書く。ロックする。必要なら、後から注記を足す。